高島ブロック2月例会
日時:令和6年2月21日(水)16:00~18:25
場所:株式会社日新ダイヤモンド
参加人数:18名
(司会)板持さん
(開会挨拶)北川さん
(報告)株式会社日新ダイヤモンド 代表取締役 神谷伸顕さん
テーマ「魅力ある企業づくりと人材育成」
北川支部長より挨拶
高島においては「働く場所が無い」という人が多い一方、「働く人がいない」という企業も多い。地域雇用のミスマッチが起こっている。日新ダイヤモンドさんのような素晴らしい企業さんの存在も、地域の方に認知されていないという現状もある。今日はその魅力ある働く現場と神谷社長のお考えから学びたい。
神谷社長より報告
世界の顧客に認知してもらう目的を持ち、キャラクターの「ダイヤン」を創った。ダイヤモンドの研磨工具により、職人が「磨く」工程がなくなった。1台1億円するレーザー加工機を4台導入し、職人の磨く技と先端の加工技術の両方が当社の強みだ。
工場見学
既存のホワイトボードを撤廃して、リアルタイムに表示できるディスプレイを工場内に設置して、情報の共有をはかっている。一人1台のパソコンを持ってもらい、効率的に作業を行う。工場全体を見渡せる司令塔の人材がいて、全体の調整を行っている。最先端機器と、従来機器を効率的に配置している。オフィスは徹底したペーパーレスを実施して、フリーアドレステーブルで朝どこに座るか決める。インテリアにも工夫が凝られており、おしゃれで働きやすい職場を演出している。
報告開始
日新ダイヤモンドのシステム運用は、大企業では出来ないことを中小企業でやることを意識。一人一台のPCを持ち、プラットフォームを作る。紙を無くし、全てデータ管理を行う。マイクロソフト365のTeamsで情報共有、案件管理を行う、また、提出物や会話、ワークフローもペーパレスにて行えるようにした。すべてを270万円の低予算にて実現した。全従業員を幸せにすることが目的で、最終形態は完全ペーパーレス。評価制度についても、必ず面談評価を行い、お互い納得の公明正大評価を行っている。営業利益の30%を社員へボーナスで還元している。採用では社員が友達を連れてくる良い会社を目指している。このようなシステム運用を行ったのは、すべて社員の幸せを実現するため。
この後、エクラさんへ移動して懇親会開催
記録:伊藤豊剛