滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-高島支部-

「人は人によって磨かれる」~高島ブロック6月例会~

高島支部 例会レポート

滋賀県中小企業家同友会高島ブロック6月例会が12日(火)18時より高島市安曇川のWESTLAKEHOTEL可以登楼で行われ45人が参加しました。

報告者には、石川 朋之 さん((株)HONKI代表取締役・滋賀県中小企業家同友会青年部直前幹事長)を迎え、「バックエンド思考でゼロからイチを~創業8年、プロバイクレーサーからベンチャー企業の社長へ転身。できないと思われることに挑戦するからこそ人生は面白い~」をテーマに、プロのバイクレーサーから転身し、企業の教育・採用から組織作り支援事業、最近ではドバイに会社を立ち上げ、現地法人への人材マッチング事業を展開してきた思いと、滋賀県中小企業家同友会青年部での学びについて報告していただきました。

例会に先立ち、新会員の鳥居保典  (株)トリイ代表取締役、出口大輔 (株)アドパック 工場長を紹介し、ご入会を拍手で歓迎しました。また、例会ゲスト参加者18人と、大津支部、青年部から多数参加されていることも紹介がありました。

石川さんは人材関係の助成金事業を受託し急成長しますが、そこからの転換と先行事業投資の負担が重なり、創業5期目に倒産の危機を迎えます。「社員には受注の拡大ばかりを求め発破をかけていました。当然受注は伸びないので、自分が営業に走り回る毎日。会社を守るためといって、大切なことを見失っていました」と当時を振り返ります。断腸の思いで組織を身軽にし、なんとか収支の帳尻が合うようになった頃、同友会の青年部に誘われて入会。そして幹事長を引き受けます。それは「会社も同友会も同じ、今自分に必要なことは組織力をどう向上させるかだ」という問題意識があったから。
そして同友会で学んだことは
①「どこをめざすか」を定めること。社員は会社の志し、指針、ビジョンを求めている。それを打ち立てるのは社長の一番大切な仕事。
②「誰と歩み」「何を任せるか」を明確化する。これは上記①が定まるからこそできること。
③「出会いで未来は大きく変わる」こと。人は人に預手でしか磨かれない。自分の能力を高める、自分を成長させるには、そのような場に入ってゆき、刺激し合うことが必要。
ということ。

石川さんは、船でいえば「HONKI丸」はどこに向かって航行しているのかを示すだけ。あとはスキルのある社員が自分の能力を最大限に発揮して事業を推進してくれているそうです。人材の採用は、大学生のインターンシップを積極的に受け入れて、その子たちが社会に出て3年もすると、HONKIに帰ってくるので採用しているとか。大手企業を辞めてでもHONKIで働くのは、自分のやりたい仕事をやれる場だから。さらに「おまえのことを必ず幸せにするからHONKIに来いよ!」と迫る経営者の覚悟です。
バックエンド思考とは、まず限界までやってみて、その後からどうするかをブレイクダウンして考えること。まずやってみる、挑戦為てみることが、大事だと熱く語りかけました。


この後自社のビジョンは何かについてグループディスカッションしました。

七黒高島ブロック長は「いい話を聞いて、今日は良かったなぁと言うのが多くの研修会や講演会。同友会では学んだことをまず自分の腹に落とし込み、社員と共有し、実践することを大切にしています。毎月例会で学び合うのは、実践を検証しているから。是非実践して下さい」と例会をまとめました。

この後、40人近い参加で 異業種交流の懇親会を行いました。(M・H記)