滋賀県中小企業家同友会高島ブロック納涼研修会を、8月7日(水)18時30分〜21時までエルブライド寿光苑様にて行い、15人が参加しました。
第一部の研修会は、立命館大学経済学部の橋本貴彦教授より、「高島市のいまと将来:明るい地域社会を作るための経済政策」と題して50分講演していただきました。
高島に限らず、少子化、高齢化、若者の流出、人口減少、市場縮小など、ネガティブな話題が多い中で、
○高島市と他地域の人口移動(例えば、大津市に住んでいる人が1400人弱も高島に働きに来ている)から、高島に定住する人を増やせるのではないか。
合計特殊出生率が滋賀県平均よりも高島が低いのは何故か?原因を探れば解決できるのではないか?
高島市の子育てや教育環境は恵まれている(保育所10施設、幼稚園2施設、小学校13校、中学校6校) ので、強みにできる。
空き家や耕作放棄地が有効利用できる仕組みをつくるなど、中小企業家として自分たちが関われることを政策化して行政にも提言していくことが大切だと。
さらに、人口が5万人弱の規模であるがゆえに、いまのうちに中小企業や地域社会の構成員、市役所職員とが運命共同体としてタッグを組んで課題の解決に取り組めば、出生率が高まり移住も増え、人口増加にに転じることができると、リーサスのデータをもとに主体的に未来の見えるお話しをしていただきました。
勉強のあとは、バーベキューで引き続き意気を上げました!
皆さん、同友会と共に、よい会社・よい経営者・よい経営環境、そして地域づくりの取り組む輪を広げませんか?ただいま、仲間を大募集しています。
お問合せは、滋賀県中小企業家同友会ホームページより。