滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-高島支部-

withコロナ・Afterコロナでやるべきこと・考え方・経営課題を語り合う~高島ブロック6月オンライン例会~

高島ブロック 例会レポート

例会テーマ:コロナを受けて、今後どのような経営をしていくのか ~今だからこそ、こんな時だからこそ、変革期に求められる経営力~
日時 2020/6/17 19:00-21:00 会場:ZOOM 会議室  参加者:8人 記録:総務・例会委員長 出口
ビデオ報告者:宮川バネ工業㈱ 会長 宮川卓也氏

滋賀県中小企業家同友会高島ブロック6月例会は上記の通りオンラインで行われました。
以下、ビデオ報告の概要。

最初に、今回のコロナウィルス感染症を受けて、経済にどの程度のダメージがあるのかをお話しされました。
経済的なダメージは、リーマンショックの1.5倍になるのではという予測をされている方もいるというところと過去に起こった経済に大ダメージを与えた出来事を踏まえ、今後の考察もお話し頂きました。
過去のパンデミック、スペイン風邪、アジア風邪、SARS等の事から考えると
今回も、同様もしくはそれ以上の経済的ダメージがあり、当面は売り上げが立たない状態で予測がつかないのが実情だと見ておられました 。
ただ、この騒動の出口を考える事も必要で、2波、3波があるかどうか、ワクチンがいきわたるのにどの程度の時間を要するのかを 考えると、最低でも1年から1年半は経済に影響を及ぼすであろうと見ておく必要があるとも考えておられました。
経済に与える影響は大きいものの、この危機をどう乗り越えるかで自力がつくチャンスでもあるという事を阪神大震災時の例を元にお話し頂きました。
阪神大震災時に実際に大きな被害にあった会社と被害がなかった会社を比較した際に 被害が大きかった会社で立て直しが出来た会社は、その後売り上げが大きく伸びた事に対して 被害が無かった会社は、売り上げの伸び率が少なかったというデータを発表して頂きました。
この違いというのは、危機に瀕した時にこそ、力を付け、将来に向けて力を伸ばしていく事が大切だおっしゃいました。
また、そういった時だからこそ、自社を見返し、社員や社内に目を向け雰囲気を保ちモチベーションを維持する事の必要性を訴えておられました。
例えば、経営者の想いを社員に伝える事。社員との相互理解を深める為の対話。社員の意見をじっくり聞く事。
など、厳しい時だからこそ、社員とのコミュニケーションをとっておく事が大事なんだと感じさせられました。
次に、ポストコロナが発生した際の経営を考える事についてお話し頂きました。
今回のコロナで浮き彫りになったであろう、危機への備えをもう一度やり直す事。
頭の中ではなんとなく災害への対策をしておかないという想いは誰もがもっていると思いますが 実際は、対策が出来ていない企業というのは多いのではないでしょうか?
現在でも見えている危機としては、地震、超大型台風、局地的集中豪雨、そして、コロナよりも毒性の高い感染症などが発生した際に 行動が出来ない。といった事が無いように、次に備えるという事も考えていかないといけません。
ただ、対策を練るという行動は後回しにされがちで、行動に移しにくいという事もありますので 、例えば、毎日時間を決めて計画し行動をルーティーン化してしまう。報告会を月に1度開く事など、外圧を使用するなど 完璧な計画を立てなくても良いので、とりあえず動いてみる事。そうすれば対応策が見つかるかもしれないとおっしゃいました。
そして今後は色々な事の多様化が必要になるであろうともおっしゃいました。
自社の事業の幅を広げる事を模索する事。自分たちでどんな事が出来るのか?情報収集をして可能性を広げる事。また考え方も多様化する事の必要性。柔軟な考えで、憶測やデマに踊らされずに色々な考えを持つ事が大事だと考えておられます。
最後に、コロナという危機が起こり、税制の問題や支援対策など 国や県に対して中小企業家の声を届ける必要があり、そういった事を怠ってしまえば 今後の危機を乗り越える、中小企業としての体力を奪われてしまう可能性があるので、しっかりと声を届ける事が必要だ と話を締めくくられました。

このあと参加メンバー全員が自社の経営課題を下にディスカッションしました。
参加者からは「今日は久しぶりに参加させて頂き、今の自分がとても弱気になっていて、今目の前にある仕事をこなしていただけだ!と気付きました!皆様とお話が出来て元気がでました!前向きに物事を考えて色々な人の活動を知っていくことが大切だと考えました」
「ほかの企業の方の苦労は自分にとっても共通の点が多く、とても参考になりました。自分だけが悩んでいるわけでなく、こういったことで共有できることがとてもありがたい場所でした」
という感想をいただくなど、皆さんピンチをチャンスに捉え前向きで、鬱な経営環境も吹き飛ばす素晴らしい例会になりました。
7月もオンラインで、経営課題の報告とビンチをチャンスに転換するためのディスカッションを行います。
8月には実際の顔を合わせて語り合える例会の準備も検討していますので、まずは7月例会のオンラインに、是非ご参加下さい。