滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-高島支部-

同友会活動を通じて素晴らしい仲間と出会い企業を伸ばす!~高島ブロック8月納涼研修会を開催~

高島支部 例会レポート

滋賀県中小企業家同友会高島ブロック8月例会ご報告

テーマ 「同友会理念を経営にいかす」ビデオ学習と納涼会
日 時 2020年8月19日(水)18:30-21:00
場 所  WESTRAKEホテル可以登楼
報告者 石川朋之氏  ㈱HONKI 代表取締役 滋賀県中小企業家同友会副代表理事・中同協青年部連絡会代表

始めに、今回の高島ブロックでの例会では、8月納涼例会とし対面での懇親会を含めビデオ報告といった形で行いました。
株式会社HONKIの石川氏と、中小企業家同友会の廣瀬氏の対談動画を拝見いたしました。
2016年には青年部幹事長として、青年部での実績をあげてこられた石川氏が 同友会を、どういった方法で経営に活かして今に至るのか、石川氏が大事にしておられる言葉と共にお話し頂きましたので以下に記します。

石川氏が同友会に入会し2、3年は幽霊会員状態で所属し、青年部もほぼ欠席状態だったそうですが、2016年に転機が訪れます。
会社としては5期目に突入し、経営状態としては、人員増売上増だったものの実態は赤字の減収減益。
そんな時に青年部幹事長の役割を受けられました。
他府県からも「赤字が幹事長?」といった声も聞かれたようですが、その悔しさをバネに実績を積み上げて来られたそうです。
では、石川氏が実績を伸ばしてこれたのはなぜなのか?ここで、大事にされている言葉を発表されます。
「邂逅」(かいこう)です。この言葉は「めぐり逢い、いろいろな出会い」という意味です。
同友会入って、青年部幹事長になり、たくさんの仲間に恵まれて、いろいろな指摘を受けて成長し、幹事長という役職をしたおかげで、他府県に出向く事も増え、そこでも地域のトップが集まる場所でたくさんの出会いをする。
その出会いから、新しいたくさん情報と出会い、自分の行先を考えていくといった事をされてこられました。
そんなたくさんの出会いと同友会で会社としての仕組みを作る為に、青年部の仕組み作りにも取り組まれたそうです。

同友会は失敗をする場と考え、同友会で実行(実験)してきたことを自社に落とし込んでいく。
会社も同友会も伸ばすのは「仕組み」。組織運営の仕組みと適切な人員配置を学ばれたそうです。
そういった経験を経て、現在は、地域のリーダーとしてなにがなんでも成長する「覚悟」をもって社業に取り組んでおられます。
今後も守り(社員とキャッシュ)と攻めを考えて、攻める為の守りをしっかりと準備していくとおっしゃいました。
最後に「邂逅」。志を高い、出会いを作る場が同友会であると締めくくられました。

「同友会運動で強靭な企業を創る」滋賀同友会副代表理事・中同協青年部連絡会代表 石川朋之氏(株式会社Honki 代表取締役)

ビデオ報告の鑑賞後は、コロナ感染対策を行ったビアガーデンにて、様々な話で盛り上がりました。

(写真撮影の直前にマスクを外しています)

対面での出会いの重要性を、感じた例会でした。 (出口記)