滋賀県中小企業家同友会

委員会活動について-青年部-

社員の主体性を育てる!同友会で学んだ実践で売り上げ8倍!! 青年部2月例会を開催しました!!

青年部 委員会レポート

2017年2月28日(火)にホテルボストンプラザにて、青年部2月例会が参加者57名の中開催されました。
今回の報告者は、奈良同友会青年部会員、イベント21 代表取締役社長 中野愛一郎さんに報告して頂きました。

イベント21は、イベント用品レンタル、イベント会場の設営・装飾・施工、イベント企画・運営・手配などイベントに関することならなんでも行っている会社で、元々は中野さんのお父様が起業された会社です。

しかしその父がガンの為に中野さんが26歳の頃に他界されます。
中野さんはそれまで自称旅人と言うほど旅をされており、世界各国いろいろな国を旅行されていたそうです。

親父がなくなってから引き継ぐことになり経営など何も知らない状態でイベント21をまかされます。
当時は役員報酬10万円借金4500万、社員は4人。
その社員も毎日会社の愚痴ばかり、引き継いだ当社は半年間無視され続けるなど、会社はボロボロの状態でした。
中野さんが会社を引き継いで今年で11年目。
当時1億円だった売り上げも今では8億円までに、
社員も4名から社員数96名まで増え、来期にはいよいよ100名を越す企業へ。
会社を立ち直らせ、急成長を遂げられた中野さんですが、同友会での学びがあったからこそできたとおっしゃいます。

ここまで急成長をされた中野さんですが、実際本社には月1日2日しかいかないとのことで、自分がいなくても優秀な社員達がいるからこそ会社が成長し続けられているとおっしゃいます。

では、社員が主体性を持ち、ここまで成長してもらうにはどうすれば良いのか?
同友会の学びと共に、中野さんの1時間に及ぶ報告をして頂きました。

大きく3点に分けると
・自分の損得ではなく周りの損得を考えて動く 役得
・同友会の役を引き受け、その中で人に主体性を持ってもらう方法を勉強する。
・同友会で学んだことを、しっかりと自社に落とし込めるまで血肉化すること。その為にはインプットよりアウトプットが必要!

この3点を中心に、学びが多い、深い報告をして頂きました。
文章では到底伝えられない、その場に参加した方でないと得ることのできない貴重な例会でした。

中野さんの報告より、
やはり例会に出て、本物の経営を聞き、その後のグループ討論でしっかりとアウトプットすること。
それでこそ同友会に参加する価値が生まれる。
それを改めて学ぶことのできた例会でもありました。
記 M,R