2017年3月30日(木)にフェリエ南草津にて、青年部3月例会が参加者30名の中開催されました。
今回は岩﨑 健次郎さん 近江化成工業(株) 社外取締役に「売らない営業なのに、世界トップ1%の成果を出す方法」というテーマでご報告して頂きました。
岩崎さんは、今回の報告について3つのポイントに分けて話をして下さいました。
①明確にする②共有する③確信を持つ
です。
岩崎さんの報告で特に印象に残ったのが、①の明確にするということです。
岩崎さんはこの明確の重要性を、立命館学生のアメフト部の頃の経験より学ばれます。
立命館アメフト部では、優勝する!という目標は立てずに、打倒関西大学!!という目標の元、練習を続けられます。
練習内容も関西大学のデータを分析して、関西大学の選手一人一人の特徴を調べ、その選手にあった対策
の練習をするという徹底した関西大学対策練習をされます。
結果、関西大学に勝利することはもちろん、優勝を成し遂げられます。
岩崎さんは、どのスポーツでも、全国制覇や、優勝といった目標を立てがちですが、もう少し目標を明確にする必要があり、立命館のような、打倒関西大学!!といった目標を立てる事が経営を行う上でも大事だとおっしゃいます。
目標を明確にするほど、その目標に向けての対策や行動が明確になり、結果大きな成功を成し遂げられるということです。
なので、仕事でも目標を立てるときは、よりその目標を具体的にする必要があり、
「~ができるような社員になる経営者になる。」ではなく、「~さんのようになる!」といった目標の人物を定めたり。
「売り上げを3割上げる」ではなく、「~よりも売り上げを上げる!!」といったライバル会社を目標にするといった考え方が必要だとおっしゃいます。
その他にも、共有する重要性、共有する為にとるべき行動。
また確信を持って物事を行うことの重要性も話されました。
世界の売り上げ上位1%の人しかなれない、MDRTの会員でもある岩崎さん。
岩崎さんより、営業の極意を学べる例会でした。
記M,R