不離一体の経営で会社を伸ばし社会に貢献する
大津支部第45回定時総会・記念例会が、5月27日(月)17時から20時20分まで旧大津公会堂3階ホールで開催され47名が参加しました。
平沼康宏さん(あいおい土地家屋調査士事務所代表)が司会で開会。石川朋之支部長(㈱Honki代表取締役)は「厳しい状況でも人材確保のためには、賃上げと休日の増加が必要です。同友会で学び業績を向上させ、よい会社を実現しましょう」と開会挨拶。続いて上田泰平さん((株)ビエンカサ代表取締役)が議長に指名され議事を進行しました。
第Ⅰ部の総会議事では、第1号議案から5号議案まですべてを採択しました。また2024年度の支部活動を担う23名の運営委員が選出され、支部長には引き続き石川さんを選任しました。
第Ⅱ部記念例会では、永井茂一代表理事((株)ピアライフ代表取締役)より「不離一体の経営実践で変革の時代を生き抜く」をテーマに同友会で学んで実践し続けた30年の経験を振り返る体験報告が行われました。
永井さんは29歳の時に愛知の実家を飛び出し、食うがために(株)ピアライフへ入社しました。その後、バブル経済がはじけ債務超過となった会社を引き継ぎ社長に就任。社員の給料を払うためにサラ金で借金したこともあったそうです。
経営とは金儲けであり、社員はその手段だと考えていたので、社員同士が売り上げを競い顧客を奪い合い、トラブルが絶ず定着の悪い会社になっていました。
そんな時「経営者になったからには経営を勉強しなければ」と同友会へ入会しました。同友会理念である「よい会社・よい経営者・よい経営環境」の実現を「自主・民主・連帯の精神」で追求し、「国民や地域と共に歩む中小企業」を目指して愚直に学び続けました。
まず「人を生かす経営(労使見解)」を薦められるがままに何冊も買い、何度も読み返しました。「経営者である以上、いかに環境が厳しくとも、経営を維持し発展させる責任がある」と謳う労使見解に感銘を受け、すぐに経営指針の成文化に取り組み、大津支部例会委員長、本会共育委員長、同経営労働委員長、大津支部長を歴任。役員を引受けることで、経営者として自己研鑽が出来たと強調。今もより高く志を持ち、社員が輝き地域社会に貢献しより豊かな社会の実現を担う経営を目指しているとも。参加者へも同友会運動と不離一体の経営を進めてほしと呼びかけられました。
2024年度役員
№ 会内役職 氏名 会社名 役職
1 相談役 永井 茂一 ㈱ピアライフ 代表取締役
2 相談役 坂田 徳一 ㈱坂田工務店 代表取締役
1 支部長 石川 朋之 ㈱Honki 代表取締役
2 副支部長・総務 川勝 健太 ㈱カワカツ 代表取締役
3 総務 平沼 康宏 あいおい土地家屋調査士事務所 代表
4 副支部長 上田 幹人 ㈱アームズ 代表取締役
5 上田組 山口 智久 ㈲山口一心堂 代表取締役
6 上田組 佐々木 美鈴 博善社印刷㈱ 代表取締役社長
7 上田組 安那 瑞穂 (株)Yasunart 代表取締役
8 副支部長 大日 陽一郎 山科精器㈱ 代表取締役社長
9 大日組 加賀山 望 安心アシスト(株) 代表取締役
10 大日組 飯野 修 飯野会計事務所 代表者
11 大日組 宮本 智 (株)オフィス・サービス大津 代表取締役
12 副支部長・組織 濱本 博樹 ㈲浜本新聞舗 代表取締役
13 濱本組 山田 智奈美 滋賀容器工業㈲ 代表取締役
14 濱本組 近藤 公人 滋賀第一法律事務所 弁護士
15 濱本組 茶谷 真知子 ちゃたに社会保険労務士事務所 代表
16 副支部長 山本 光洋 ㈱SOLEPRO
17 山本組 寺田 俊介 Camp Fire㈱ 代表取締役
18 山本組 兼田 瞳 ㈱SiB INSURANCE
19 山本組 坂本 泰一 社会保険労務士 坂本事務所 代表
20 副支部長 八谷 香央梨 (株)八谷 代表取締役
21 八谷組 田中 和樹 ㈱プレイ比良 常務取締役
22 八谷組 濱田 健太郎 (一社) LPC 代表
23 八谷組 石野 真由 滋賀カーゴ軽自動車運送(協組) 理事