滋賀県中小企業家同友会

支部活動について-大津支部-

同友会での学び・気づき・仲間づくりを縦横に語りあう~大津支部ビジネスキャンプ~

大津支部 例会レポート

大津支部7月例会のご報告

テーマ『ビジネスキャンプ2025』-あなたのビジネスヒントが必ず見つかる-
報告者:大津支部会員6名
と き:2025年7月24日(木) 18:00~19:45 受付開始17:30~
ところ:滋賀大学サテライトプラザ (JR大津駅北口前 日本生命大津ビル4階)
参加者:46名(会員35名、会員企業の社員4名、ゲスト5名、連携団体1名、事務局1名)

例会趣旨:

入会後3年未満を中心に下記の6名が各約5分のプレゼンテーションを行い、自社のPRや課題について報告がありました。

報告内容:

1.元藤大幹さん-社会福祉法人美輪湖の家大津 本部長

障害者福祉に関する取り組みとして、クッキーや水耕栽培で作った野菜の販売、、里親制度による支援、就労移行支援など具体的な事例の説明がありました。

経営理念として「弱い立場の人を大切にする」を掲げ、一期一会でご縁を大切にしています、と元藤さんの実直な思いが伝わる報告となりました。

2.石野真由さん-滋賀カーゴ軽自動車運送協同組合 代表理事

同友会の入会は2016年。昨年に八谷さんのお誘いで湖南支部から大津支部へ移ってきました。4方よし(買い手より、売り手よし、働き手より、世間よし)の理念経営の実践報告として、緊急配送のお話をされました。緊急配送は通常の配送では納期日に間に合わない配送、破損品の代替品の配送など、急を有する配送で運賃がかかるものの、お客様の信頼を確保するためにも24時間対応で対処している、と理念と経営が結びついた報告でした。

3.佐々木美鈴さん‐博善社印刷株式会社 代表取締役

印刷業とシンガーの2足のわらじの佐々木さん。実家の印刷会社に入社し、現在社長を引き継ぎ5年目です。同友会は居心地の悪さも感じるものの、経営者として自覚させられる場所として前向きにとらえ、大切な時間を同友会の活動で学んでいきたいと強い思いの感じる報告でした。

4.宮本智さん-株式会社オフィス・サービス大津 代表取締役

コピー機の販売事業を営む宮本さん。特にコロナ禍以降、仕入価格の上昇を売値に転嫁すべきかとうかで悩んでいました。昨年、開催された決算書勉強会に参加され、コピー機の値上げは、お客様に負担を強いることに気づき、新たな商材として粗利の確保ができるネットワークセキュリティの販売で、問題解決の取り組みをおこなったと報告がありました。また、同友会では、学びの中に遊びや楽しみも入れてもっと会員同士の絆を深めていいきたいと報告を締めくくりました。

5.神之口真理(谷本真理)さん-神之口ウエルネスプロデューサー 代表

神之口さんからはウエルネスプロデューサーとして、滋賀県の史跡や自然を活用した人材育成、チームビルディング、企業研修をプロデュースしていることの紹介がありました。さらには、 滋賀大学と観光庁の研修プログラムでの学びや、瞑想やアクティビティを取り入れた実践的アプローチについての説明がありました。「いのちと暮らしを結び、人と組織との未来をつむぐ」経営理念に掲げる神之口さん、同友会に新たな風を吹かしてくれそうな気がしました。

6.高木謙一郎-合同会社Keni-Chiro.Design 代表社員

高木さんは、ホームページ、チラシ、パンフレット、名刺、看板など幅広いデザイン業務を手掛け、価値そのものに焦点を当てた経営を進めています。現在は一人で仕事をしており、今後、人を採用した場合の組織作りに悩んでおり、同友会がその解決の場になれば、とお話がありました。将来的には、滋賀を丸ごとプロモーションしたいと展望を語りました。

6名の報告の後、グループ討論に入り、語りきれない話はさらに懇親会(会場「御幸家」)へと続き、実り多き7月例会となりました。
(一社)滋賀県中小企業家同友会で、本音で話せる経営者の仲間をつくりましょう。
あなたも同友会へ!



(記:飯野修)